プログラムのサイズ

 戦後、宝塚のプログラムは一公演に2種類発売されていました。一つは「解説と配役」もう一つは「脚本と配役」というものでした。つまりプログラムと脚本を別売りしていたわけです。どちらも主な出演者の写真は載っていますが、表紙はちがい、脚本集にトップスターが載っていれば、プログラムの方は2番手だったり、片方が和物の写真なら、もう一つは洋物の写真だったりします。これは昭和45年の8月公演までつづき、9月公演から、一冊になりました。1999年4月の雪組公演より、プログラムからまた脚本が外されました。以前は一言二言セリフがある下級生の名前を調べるのに、脚本を見てチェックしたり、自分でセリフを練習したりする熱心なファンがいました。大劇場のプログラムは東京公演のプログラムより小さいB5版でしたが、平成5年1月、新大劇場オープンと同時に、東京と同じサイズのA4版に変わりました。大阪のファンの方は「バックに入らなくなった」と言って初めは不評だったそうです。

 左が脚本集でB5版サイズ。右の小さいのがプログラムで18cm×12.5cm。30ページぐらいの薄っぺらい小冊子です。

昭和40年代になると、脚本集のほうは同じB5版ですが、プログラムの方がちょっと大きくなり、歌劇誌と同じサイズのA5版になりますが、30ページたらずのうすっぺらい小冊子であることは変わりません。

 東京宝塚劇場の場合は逆にプログラムのが大きくてA4版で脚本集がB5版でした。新宿コマ劇場でおこなわれている時は、プログラムも脚本もB5版でした。

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