宝塚ファミリーランド

 明治44年に開業した宝塚新温泉。総面積16万平方メートルという広大な敷地に動物園、植物園、遊戯施設をそなえた一大レジャーランドの総称として1960年(昭和35年)3月1日に「宝塚ファミリーランド」と改称されたそうです。梅田から阪急電車で35分、終点宝塚に近づくと、大きな観覧車や大劇場が見えてきてワクワクしたものです。

おもに昭和50年代頃

 入口附近でまず目に入るのが立体動物園のドーム。『鉄筋コンクリート3階建で、高さ25メートルのネット部分と、高さ20メートルの円形ガラス張り部分からなります。この中に、白熊、カバ、大アリクイ、大トカゲ、錦ヘビ、ワニ、大コウモリ、フラミンゴなど、約500点の動物が自然の状態で棲息します。スロープや階段を通って、極地やジャングル、沼などに遊ぶ動物たちを、間近に観察してください。』昭和45年3月開業の頃の宣伝文句から。一度入ったことがありますが、そんなスゴイものじゃなかった記憶があります。立体動物園の前を通るのが園内を巡回しているモノレール。

 『全長780メートル、6人乗り6両連結で、時速50キロのスリルとスピードは、他の遊戯機では味わえないものがあり、大きな話題となりましょう。』昭和45年3月新設当時の宣伝文句から。後の絶叫マシーンに比べると、ファミリーランドのジェットコースターは子供だましにしか思えなかった。

 スカイウェイに乗って広い園内を見下ろすのも気持ちがよかったです。

 奥に見える植物園は戦前からあったようです。

 日本人がアメリカのディズニーランドに行くのがまだまだ夢だった60年代に「イッツ・ア・スモールワールド」をパクった「世界はひとつ」は衝撃的だったのかもしれない。(昭和42年3月18日開館)ファミリーランドはディズニーランドをお手本にしたアトラクションも多く、後に「世界はひとつ」の上に「スペースマウンテン」を真似した「スペースコースター」を作った。

ファミリーランドの入園券、遊戯券。「ロボット学園」「超人の世界」「おばけ大合戦」「シルクロード展」など最盛期には、いつもいろんなイベントを仕掛けていた。

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